そもそも展覧会名にピンと来ていなかったので、私の場合はまずはそこから。。。
1848年結成された、ラファエル前派兄弟団(Pre-Raphaelite Brotherhood)
巨匠ラファエロ以前の素直で誠実な初期ルネサンス絵画を理想として名付けられたグループ名。
※特別鑑賞会のため、許可を得て撮影しています。
ミレイ、ロセッティ、ハント
(ラファエル前派兄弟団の中心人物3人)
とにかく、写実的で細密な作品の数々。
兄弟団の指針を知ると、なぜこういう表現なのかがわかってきます。
・独創的なアイディアをもつこと
・表現のため自然を注意深く観察する
・最も重要なのが、絵でも彫刻でも絶対的に優れたものを作成する(だったかな?) ...など
(会場内に設置してあるモニター映像でコンパクトにわかりやすく紹介されています。
オススメです!)
展覧会は1章〜7章からなる会場構成。
ジョン・エヴァレット・ミレイ
≪オフィーリア≫
枝、枯れた草なども細密に描写。
照明の効果も手伝ってかオフィーリアの瞳がとても美しい。
吸い込まれるような特別な空気感を感じる作品でした。
ウィリアム・モリス
《麗しのイズー》
モリスが描いた唯一のイーゼル絵画。
ウィリアム・ホルマン・ハント
(右)《良心の目覚め》
エドワード・バーン=ジョーンズ
《『愛』に導かれる巡礼》
今展覧会を締めくくる作品。
約157×304cmの大作。制作日数はなんと20年。
<特設ショップ>
「JING TEA*」の特別セットなども販売。
*テート美術館のカフェで提供されている高級紅茶ブランド
個人的には作品よりも気になっていたのが各作品の「額縁」。作品に負けない存在感!
テート美術館の至宝 ラファエル前派展 01.25-04.06
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展覧会観賞後は、こちらにもお立ち寄りを!
→
「Ophelia has a Dream」
オフィーリアをモチーフにした映像作品(*期間限定 〜2/25)
霧の中からオフィーリアが出現。人の動きに反応し、花びらなどが舞います。
(同フロアで開催中の「MEDIA AMBITION TOKYO 2014」にて)
詳細はこちらにて→●
MEDIA AMBITION TOKYO 2014 02.07-03.30
@六本木ヒルズ52F 東京シティービュー←現在開催中!
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